株式会社ライズは今年で11年目に入ります。
今までは一つの飲食店として10年やってきましたが、これからの10年は企業としての10年を目指していく必要があります。
その為に組織作りを進め、評価基準などで客観的な基準を作成し、私の考えや感覚ではなく、会社として一つ一つ物事を判断していける体制作りを推進しています。
今後はドイツ支店もできます。
そこを足がかりとして、海外展開を広め、それと同時に、東京都内への出店も計画しています。
その計画の中では、今いる従業員の中から新店舗の店長や料理長となる人材の育成が不可欠であります。
そして個々のレベルが上がれば、自ずと若手の成長も期待できます。
そしてその先にはやはり、新しい従業員の確保も大事な要素です。
今後は自分の仕事の向上だけではなく、その下にいる者たちへの技術の継承や考え方の共有、更には新しい発想の取り入れなど、コミニュケーションが重要な部分を占める事となります。
10年で一人前と言われる板前の世界ですが、私は経営者としても10年が経ちました。
果たして私は一人前の経営者になれたのでしょうか?
その真価は今後の10年で問われる物と覚悟しています。
これからは会社としての価値を高め、時には苦しい選択を強いられるかもしれませんが、必ずやこの会社に携わる全ての人の人生にとってプラスになれるように、まず私から始めます。自分を見つめ直し、会社全体にとっての利益とは何か、その為には私も変わります。
皆さんにも自己を見つめ直していただき、限られた時間の中で最大限努力できる場所はどこなのか自問し、その答えがここライズにあることを願っています。
私の努力と皆さんの努力の結晶が素晴らしい物となるように、今後のライズに夢を託したいと思います。
今、皆さんの胸に陽は昇っているでしょうか。
この先の10年を照らす輝きと共に、新しい未来に向かっていけることを私は楽しみにしています。
堺 博
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